最近はめっきりワイドパンツが主流になり、スキニーパンツの着用が少数になってきましたね。
近頃、検索ワードやSNS等でもスキニー=ダサいの図式が広がってきていますね。
ちなみに私の職場でも「男性のスキニーは嫌い」という意見もちらほら聞きます・・・。
さて、本当にダサいのか?時代遅れなのか?
そう言われる理由様々ありますが、合わせ方によってはまだまだ便利なアイテムになり得る。
その理由の解説と、オシャレ初心者やスキニー愛好家の為にダサく見せない着こなしを3選もご紹介しましょう。
スキニーがダサいと言われるようになってしまった理由
- ダサいと言われる理由①現在のトレンドではない
- ダサいと言われる理由②スタイル(体型)がはっきり出てしまう
他の理由も様々あると思いますが
分かりやすいところを挙げると、この2つの理由が一番大きいのではないでしょうか。
それではそれぞれの解説に入っていきます。
ダサいと言われる理由①現在のトレンドではない
上の2枚の写真、どちらが今っぽく見えますか?
現在のトレンドは何だったでしょうか?
オーバーサイズトレンドですよね?
オーバーサイズトレンド以前は何が流行っていましたか?
そう、スキニーパンツですよね!(み〜んな黒のスキニー履いてた時代ありましたよね笑)
トレンドというものは様々な要素を現代の表現を取り入れながら行ったり来たりします。
トレンドを過ぎたものはなんと呼ばれるようになるのか。
そう・・・定番アイテムというものになるのです。
ファッションはトレンドであるか否かでオシャレ、ダサいという評価が変わってきます。
スキニーパンツは2010年頃から全盛期を迎え2015年あたりでその熱は収束していきます。
それ以降はワイドパンツが主流となっていき移り変わったのです。
それ故に現トレンドでない=ダサい、という捉え方をする方が多いのでは無いでしょうか。
ですが、逆もまた然りで面白い事にスキニー全盛期の時代には、ワイドパンツやらデニムやらは
ダサいと言われてた訳です。
とはいえ、先程行ったようにスキニーパンツは定番アイテム。
合わせ方によってまだまだオシャレに見せる方法なんていくらでもあるアイテムなんです。
諦めたらそこで試合終了ですよ。笑
ダサいと言われる理由②スタイルがバレやすい
悲しいかな。私がスキニーを履かない理由1位です。
まずスキニーという言葉の意味ってご存知ですか?
「皮、肌」を表す skin(スキン)。 そのため、skinny は皮しかない、つまり肉のない痩せこけた様子を表すのが本来のイメージ。なんです。
つまり肌に密着するアイテムなわけですね。
完全にボディラインが出ちゃうじゃないですか?
恐らくスキニーが苦手な人って、
「前腿が張っている。」
「スポーツをやっていて全体的に太い。」
「足が短い」などなどの身体的コンプレックスを持っている方が多いと思うんですよね。
ちなみに私は足関連の悩みは全て当てはまるのでなかなか履きません・・・。笑
細身のパンツって上手く使うと、スタイルがとても良く見えるんですよ!!
「たぬさんと同じ悩み持ってますー!」って方は
是非、真っ黒のスキニーパンツを試してみてください!!
黒って「着痩せ効果がある」ってよく言うじゃないですか。
あれって「黒は光を吸収する効果があるから凹凸等の形が出にくい」っていうことなんです。
ほらプラモデルとかの塗料で「黒色無双」ってあるじゃないですか。
あれ塗ったものって外格は分かるんだけど、その中のディテールが限りなく分からなくなるでしょ?
めっちゃ極論ですけどそんな感じです。笑
履いてみると自分の感覚以上に足が細く長く見せるので是非試してみてください。
オシャレなスキニー着こなし3選!!
1.トレンチコート×スキニー
いや、このコーデめちゃくちゃカッコイイですよね。
トレンチとデニム合わせの鉄板の着こなしですが、インナーのグラフィックTシャツと差し色の赤のスニーカーが半端ないくらい効いている。
スキニーはロールアップして肌の露出面を増やしてよりカジュアルに男っぽく。
かなりモッズで泥臭いコーディネートですがスキニーデニムが様々な要素でバランスを取っています。
パンツがもっとウォッシュのかかった色だとカジュアルに見えすぎてしまうし、
カーゴパンツで合わせてしまうとミリタリーのコスプレになってしまう・・・。
はたまたワイドパンツで合わせるともっさりとした印象になってしまう。
しかもこのコーデのすごいところが真似しやすい。
UNIQLOやGLOBAL WORKなんかのスキニーやコートで大枠は作れてしまいますし、
スニーカーもVANSやコンバース等のお手頃なスニーカーで良いです。
スニーカーを白に変えてより春っぽくしたり、革靴に変えて更に色気を出してみたりとエッジィかつ万能コーデですね。
2.テーラードジャケット×スキニーデニム
かっちりしたジャケットにジャスト丈のダメージスキニーデニム。
このコーデ、是非40代以上の方に実践してしていただきたい。
ボーダーTシャツとデニムという王道のマリンコーデをクラシックにアップデート。
めちゃくちゃエロくないですか?笑
丈もクッションしない(靴に裾がつかない)程度のジャスト丈で、インナーもボーダーで主張がありジャケットを脱いだときのバランスも良し。
ジャケットもキレイなサイズ感で着用して、カジュアルさからドレス要素を足す。
全体のバランスを考えられて作られたスタイリングだなーと感心しちゃいます。
胸ポケットのチーフ等の小技も効かせててニクいコーディネートです。
3.黒スキニー×ブーツ
さて最後に黒スキニー最強の相棒とのコーディネートの紹介です。
先の2コーデは明るめカラーのスニーカーでしたが、こちらは黒のレザーブーツ。
黒のアウターで全体的に重いカラーバランスですが、インナーのデニムシャツの色味。デニムシャツのボタンを開けてタンクトップで胸元を見せることで軽さを出している。
海外の方たちの着こなしって本当に小技のバリエーションが凄い!!そして上手い!!
ちなみに黒スキニー最強の相棒がなぜ黒のシューズなのかというと
黒のパンツを履く時って足元も黒で合わせると、脚長効果が得られるんですよ。
足元の境目が無くなって一体化して見えるっていう、要するに錯覚ですね!
たかが錯覚、されど錯覚です。
ファッションにはこういった錯覚を利用した、手法や技術がふんだんに取り入れられています。
だって洋服というものは個人を彩るものだから。
前回シルエットの話をしたときにも言っていたでしょ?
「体のラインを見えなくする」、「気になるなら隠せ」。
錯覚のお話とはまた違ってくるとは自分でも思っていますが、
ファッションとは視覚で感じるものです。
ぶっちゃけかっこよく見えて、ダサく見えなければOKなんです!!
その為に立ち上げたサイトですしね。
少し話が変わりますが、今回のコーデ3選には全て外人さんのスナップを使わせていただいてます。
外人さんってやっぱり洋服の着こなしがとても上手なんですよ。
我々日本人にはないバランス感というか。
なんせ”洋”服なんでファッションの本場なんですよね。(この言葉、尊敬しる超有名ファッションインフルエンサーの言葉ですが、超絶共感です。)
海外のファッションやコーディネート、スナップには参考にできるものは沢山あると思いますし、
今はスマホで、SNSで簡単に調べられちゃうので目を肥やしていきましょう。
さて、今回はこんな感じで締めようと思います。
ではまた。
コメント